食を改善してからの気づいたこと

ざっぱごはんづくり

こんにちは。夫の健康診断で「コレステロール値高いんだけど」と言われて大して自分の作るごはんに問題点は感じてなかったけれど何か学べば気づきがあるのかな、と取り組み始めて2か月半。

どういうことを変えたのか、そしてどんな効果や反省点があるのかまとめたいと思います。

変えたこと

大きく変えたことは3つ。食物繊維と発酵食品・にんにくを意識して取り入れるようにしました。

食物繊維を増やすように意識した

お米は8分づきのもち麦ミックスに

食物繊維って野菜からしか取っていませんしたが、「精米の具合を変えて少し糠を残す」「もち麦とミックスして炊飯する」ことを取り入れました。
最初は、玄米にしていたけれどどうしてもパサつきがでてしまって味気なくなってしまうんです。
「まあ、健康のため仕方ない!」と思っていたら子供が言いました。

「給食のご飯最近美味しいって思う。だっておうちのお米茶色いけれど給食のお米は白くてもちもちして美味しいの!」

なんてこった。給食で真っ白なごはんが楽しみで仕方なくなってしまったようです。
だんだん、白いごはんに変えて欲しい!と言われるようになって3分づきから7分づきに今は変えました。

もち麦もいつもミックスしていると、だんだん飽きてしまう。
最初はお米と一緒に混ぜてしまっていたので、常にもち麦を食べることになっていたけれど今はもち麦は分けて保管して、お米をそのまま食べたいときはもち麦を入れずに、気分に合わせて無理せずに続けることに変えました。

今欲しいのは、家庭用精米機。
精米機が近くにあれば、気分にあわせて真っ白なお米を食べたいなど分づきをその都度調整できる!
でも価格も高いし、別に買うまでもないかな……と悩んでいます。コイン精米機にいけばどうになるし狭い家です。ものが増えると心地よさが少しずつ悪くなってしまうので、ここは慎重になっています。

干し野菜を始めた

大根などたくさんもらったりするとなかなか食べきったり調理が大変なので、なるべく干すようにしました。大根2本でも、干せばキッチン1袋分ぐらいで収まるし、それを煮漬けやお味噌汁に入れれば手間いらずで、食物繊維がたくさん取れるので助かっています。

発酵食品を意識して取り入れるようにした

発酵食品を取り入れるようにしました。
理由は、もともと夫だけが便秘症で。他のみんなは特に悩んでいないから体質かな、と思っていました。でもねえ、同じ家族ですからできれば元気に健康でずっといて欲しいし、本で調べると腸内環境を整えると身体のいろんなところが元気になる!みたいなことがたくさん書かれていました。

調べていくうちに、発酵食品は腸内環境を整えてくれるということでたくさん取り入れました。

白菜・キャベツの浅漬け

白菜やキャベツって餃子とかに入れるにも、かさばるので調理が大変。
なので、野菜の重さに対して塩分2%を入れて、軽くもんで2・3日冷蔵庫にいれて浅漬けにするようにしました。

浅漬けにすることで、中で乳酸発酵がおこって、乳酸菌を食べることができるようになるし浅漬けにしいるといい味がでるので、餃子も下味をつける必要もなくそのまま千切りにしていれれば美味しい。

白菜の浅漬けもそのまま鍋にいれて手羽元と桜えびを昆布だしで一緒にコトコト煮るだけで美味しいです。

はじめのことは、塩漬けにはまって豚肉でも、なんでも塩漬けにしていました。
「ねえ、最近のご飯全部塩ばっかり……」
と夫がぽつり。乳酸発酵でとてもおいしいのですが、短所としては気を付けないと塩分の取りすぎになります。
今は、キャベツと白菜だけ塩漬けするくらいがちょうど塩分の摂取量的にもバランスが取れているかな、ということで落ち着きました。

甘酒

私食わず嫌いでした。甘酒。
ただ飲む栄養ドリンクだとか、肌にいい!とか悪いこと何も見当たらないので試してみようとヨーグルトメーカーで作るようになりました。

ヨーグルトメーカーで作るとどういても、ボテボテした甘酒になってしまいます。
そこで、「豆乳で薄めるといい」と本で知って試してみたところこれがとても美味しい。

体感ですが、ちょうど春先の今の季節。手足の先が少し冷えてしまうこともありますがそんなときに豆乳で薄めた甘酒を飲むと身体がぽかぽかと温まって、血流が良くなる気がします。

子供にも進めてみましたが、「美味しくない」と不評でした。まだちょっと大人の味なのかもしれません。

手作りヨーグルト

毎日ヨーグルトは以前から食べていました。ですが日々の買い出しでヨーグルトの割合が多くて重くてとてもストレス。ものが増えることで購入をためらっていましたが、ついにヨーグルトメーカーを買いました。
「こんなん、絶対いらない……」とボソボソいっている人がいます。夫です。
夫は、乳製品全般的に嫌いなので、ヨーグルトのいやいや食べていました。今までは「拷問だ!!」とブチブチいっていたけれど最近は自分の健康を気にしてか仕方なく自ら食べています。

そんな感じで歓迎されたヨーグルトメーカー。
ヨーグルトを作ってみると、夫曰く市販のものよりも酸っぱさがなく食べやすいようです。
いやいや食べている人の、少しでもお口に合うのであればよかったですー。

ぬか漬け

発酵食品つながりでぬか漬けをはじめました。
始めただけで、まだ本漬けはしてないけれどこれからが楽しみ。
ちなみに、ぬか漬け好きな人。私だけなんです……。

手作り味噌

手作り味噌を作りました。もうこの辺になると発酵食品を調べていたら「なんでも作れるんだ!」ということが分かってきて。楽しくなってついつい作りました。
熟成に1年ほどかかるようなので楽しみです。

にんにくを毎日食べるようにした

わが家にんにくほとんど食べていませんでした。
すごく料理好きのお友達がいて「にんにくなしなんて考えられないんだけど!」と言っていることを思い出したことがきっかけで、にんにくの効果について調べました。
そしたら、免疫力も付くし、血流もよくなるし、元気になるし。コレステロール値を下げるし、いいことばかりということが分かって調味料ににんにくを足したり、干しニンニクにしてサラダにすぐにトッピングできるようにしてみました。

調味料を作ってみて、今のところ一番使いやすく続けられたのは、オイルニンニク。
にんにくをみじん切りにしたものをサラダ油に浸して瓶に入れるだけ。
油が酸化するので、2週間ほどで使い切ったほうがいいみたいですが、これがすごくいい。

やきそばに使っても、卵焼きに使っても。ただ油をこれに変えるだけでコクがでて本当に美味しい。
今は、にんにく油がなくなってしまって、次ににんにく醤油を使い始めています。

にんにく醤油は、醤油ににんにくをたくさんいれて瓶にいれるだけ。
しばらくすると、中で泡がボコボコでてきて、にんにくが茶色になっている。このにんにくを餃子にいれて、にんにく醤油で餃子を食べると、おいしい。


食生活を変えたことでの効果

全員お通じがよくなった

食を変えてみて、長年悩んでいた夫の便秘症が解消されました。
今までは、ちょっと仕事が忙しくなったりするとお通じが悪くなっていたけれどそういうことが2か月そういう話全然聞かないし、「いやーこれは感謝しかない」とボソボソ言っているのを見かけたので多分治っている。

身体の不調に敏感になった

今までは風邪をひいてから「しまったな」と思うことが多かったけれど、最近はその予兆に気づくようになりました。どんな予兆?といっても言葉にするのが難しいけれど。
例えば、夫が「おなかが緩い」といった場合「多分この人は疲れやストレスが腸に出るタイプ」と考えるようになってそういうときは、おなかを温めるように促すとか、ショウガをたっぷり使った鍋をみんなで食べて早めに寝る!というように、「仕方ない」「そういうものだ」ではなくて身体に合わせて生活を変えるようになりました。
そうすると、自然とお腹の調子もよくなって、寝込まずにまだ次の日から頑張れるというか。

私自身も、「血流悪いなあ」とか。だいだいネガティブになるときって心の前に身体に不調をきたしている感覚があって、そういうときは自分の食べたいものを食べてしっかり休むようにするとある程度すれば復活するというか。

調子の悪いということを、素直に認めれるようになった気がします。

自然と痩せた

もともと太ってはいない方だとは思っているので、そこまで気にしてはいなかったけれどなんだか自然と最近2キロ痩せていました。ごはんはもりもり食べているし、ストレスもその場その場で解決しているし、おもい悩んでいることもないので元気なんですが。
いらない脂肪が落ちたんでしょうか。それともウオーキング?それともショボイ回数しかやっていない毎日の筋トレ?とりあえずよかったです。

ヘルペスが出来てもすぐ治るようになった

ちょっときっかけがあると、私は唇にヘルペスが出来てしまう。
以前は、できると2週間くらい居座って本当に「ヘルペスでてけ!」って感じでしたが、にんにくなのか何なのか、威力もしょぼく1週間もしないうちにヘルペスさん本当にちっぽけになって、痛くもない。

自然と無添加になった

特に添加物をゼロにする!!!と思って取り組んだわけではなかったのですが、「身体にいいもの」「美味しいもの」みたいなものをやりまくっていたら、自然と添加物が減っていきました。

浅漬けとか、ちょっと手を加えた調味料が手元にあると、なんだかんだで自炊することが手間ではなくなってきて、外食も減ったというか、1月から3月まで外食一度も行ってないわ、マックも行ってないわ笑。
先日昼に「ウドの甘酢漬け・きんぴら・ミョウガの甘酢漬け」を出したら夫が
「精進料理だね。どうなちゃった!?なんか、色が茶色や白ばっかり」。
悪気もないし、そうしたいつもりもなかったけれどわが家だんだん昭和へとタイムスリップしている模様です。今は楽しいからいいけど。

改善したいこと

もともとコレステロール値を気にしていたので、結果的ではあるけれど脂質と糖質の摂取量がだいぶ減りました。大人はこれでいいんです。
でも、でも子供は物足りない。脂質と糖質は、エネルギー源なので元気に走り回る子供たちはある程度取らないとお腹が空いてパワーが出ない。

今の課題は、大人は健康的に、子供は必要なカロリーを摂取する共存です。そのために栄養的な部分の知識を溜めなきゃと思っています。いろいろ読み漁ってみて、作りたい料理を作りまくるもいいけれど、まずはどれくらいの栄養素が必要だからこれを作る!みたいな軸がある方が毎日続けやすいのかあ、とぼんやり思っています。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村