わら細工で鍋敷きを作った様子と感想

ざっぱぐらし

年末年始にかけて、鍋敷きを作りました。その様子を紹介します。

半日かかりましたがかわいらしいものができました

できあがった鍋敷きはこちら。
参考にした本には、『釜敷き』と紹介されていたので、穴が開いている。
穴が開いてないタイプの作り方も紹介されていましたが、あえてこちらを作りました。

置くものによっては、穴があるので置くことができず、素人が作ったものなので少し傾きがあって小さなものを置くと、不安定です。
やかんは大丈夫ですが、急須は新年早々鍋敷きの上でひっくり返してしまいました。

いろいろ難点はありますが、頑張って作ったものなので愛嬌ということで長く使っていくと思います。
結果的には、つくってよかった。

作る様子

まずは、土台となるわっかを作って、その周りに右側にあるわらを一本ずつコツコツと編んでいきます。
わっかは乾いていてもなんとかなるけれど、編んでいくわらは湿っていないと折れてしまう。
作業をして休憩していると、湿らせていたものが乾いてしまうので、そのたびに水でぬらしていました。

編むのはこんな感じ。
説明を読んでも最初はさっぱり理解できませんでしたが手を動かしてみるとだんだんわかってくる。
慣れれば、子供ですいすいと編めました。

一気にやろうとすると疲れるので、洗濯ばさみでとめて一日かけて気が向いたときに進めました。
編んでいくと、間が空いてしまっているとか、厚みが違うとかいろいろ気になるけれどやり直す気力もなく、「手作りの味」ということで気にせず進めていました。
ざっくりすぎて、変になるか、と心配しましたが全体でみると案外気にならなかったです。(私はね)

最終的に編み終わると、かける紐を細縄でつくる予定でしたが、細なわを手に入れることができず。
かといって作るとなると手間がかかるので、ここは麻ひもで代用しました。

まとめ

わらの鍋敷きを購入すると2000円くらいして、作る前は「高いな」と思っていたけれど、いざつくってみると作るだけで半日。それをさらにきれいに作るとなるといくつもつくらないとなかなか実現できないので、2000円はむしろお値打ちではないか、と思いようになりました。

ただつくってみると、オリジナルの鍋敷きができるので。
買うより面白い。つくってよかったと思います。

先日、私の祖母にわら細工で何を作ったか聞いてみたところ、「藁草履ぐらいで鍋敷きは作ったことはない。」といっていました。
鍋敷きを藁で作るという習慣も、ごく限られたところなのかなあ、というように感じました。

また別の何かを作ってみたいと思います。

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