わら細工で鍋敷きを作ってみたい

ざっぱぐらし

SNSでよくみるわらで作られた鍋敷き。
買ってもいいけれど、それだとつまらないので、つくってみようとわらを買ってみました。

今回は、わら細工に取り掛かるまえの下準備(わらすぐり)のようすを紹介します。

下準備って何がある?

こちらは購入したわら。
私知りませんでした、このわら細工する前に下準備があるってことを。

わら細工で編んで作品を作る前に、

  • わらすぐり……「ハカマ」と呼ばれる余分な葉を取り除く
    ⇒ 上の写真で確認すると、寝ぐせのようにピヨピヨでている葉のようなものが「ハカマ」です。
  • 水にひたす
  • 袋に入れて蒸らす
  • よくたたく
  • ミゴを抜く

と大きく5つの工程があるようです。
水にひたしたあとは、わらが湿った状態で細工に進むので、今回はまず『わらすぐり』という工程を一気に終わらせました。

わらすぐり

最初は何が何だかよく分からず、ひとまず潮干狩りの熊手で「ハカマ」らしきものをせっせと取り除いていました。

なんですが、量も多いし取れているかよく分からないので、最終的には素手で取り除くのが一番楽でした。
素手で行う場合は、軍手は必須。
ある程度汚れているので、軍手は黒くなるし。素手だといろいろ引っかかって痛いかな、と思います。

取り除いた葉が大量に玄関に落ちて、この日はとても強風だったから共有の通路にわらが飛びまくり。
子供は、せっせと楽しく取り除く。
私は、ホウキとちりとりでわらを追いかけてぷんぷんする。

わらを捕まえた!と思ったら、強風がさらにきて散って終了。
そんな感じ。

風が強くないときに駐車場でやろうと思っていたんですけどね……。。。大変でした。

こちらがハカマをひとまず取り除いた状態。
やっていくと段々、どこまで取り除いたらいいか分かってくるんです。
でも、子供たちはそういうところまで気がまわらないから、気になりだすと人の取り除ききれていないものを無性にやり直したくなる。

やったか、と言えば……こそこそとやり直していました。
そんなことやっているから、11時から始めて、気づいたら16時。
日も陰ってきて、寒くなる。

「家に新聞を敷いて、その上で作業したら?」

ようすをみかねた夫がぽつり。
外のものを中で作業することに抵抗があったけれど、寒すぎて家で作業することに切り替えました。

ハカマを全て取り除いたら、長さを3パターンに分類。
取り除いたハカマ部分は、鍋敷きの土台としても少し使うので、全部ではないですが少しとっておきました。

リビングに持ち込んだら、これはやりきれないと今夜ここでは寝れません。
ということで、19時までになんとかやり終えました。


こちらがわらすぐりの工程を終えて、コメ袋に入れたものです。
少し散髪したようなスッキリ感がどことなくあるが伝わってほしいな。

ひとまず、一旦終了で。
わら細工を作るときに必要な分水にひたして使っていけたらと思います。

参考文献

ネットでわら細工を調べると、ある程度情報があったけれどイマイチ体系立てて把握することができなかったので、図書館で本と借りました。

大人の図書館ではなかなか見つからず、司書の方に相談したところ子供向けの本を見つけていただきました。
こちらの本、定価を調べたらなんと4000円+税!
それだけ、職人の技法が詰めつめこめれているんだ……。
図書館で借りれたことに感謝です。

中には、わら草履とか、しめ縄とか、鍋しきとかの作り方が分かりやすく紹介されています。

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