わが家は壁付けキッチン。
玄関からリビングに進むときにキッチン横に一番通りやすい通路があるので、来客があるたびに、キッチンを通過されるがストレス。
さらに、16坪(56㎡)と小さな居住空間。
キッチンを開放的にするよりも、少し独立型にして私がこもれるスペースが欲しい、と思っていました。
そこで、こうあるべき!をちょっとリセットしてモノの場所を見直し解決してみましたので、紹介します。
改善前のキッチンと2つ問題点
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こちらが以前のわが家のキッチン。
![](https://zappagurashi.main.jp/wp-content/uploads/2023/10/AAB6FFD9-589E-44F1-B41A-1A083BEA66D6-1024x768.jpg)
全体でみるとこんな配置でした。
問題点① 冷蔵庫の中身がリビングから丸見え
シンクの横に食洗機・電子レンジ・冷蔵庫を横に並び、冷蔵庫を開けるとリビングに入る人から丸見え。
紅茶を出そうとしたときに、「消化したいのどれ?」と言われちゃったことがあってそういうつもりではなかったけれど、冷蔵庫の中みてそう判断されたことが「ちょっと嫌だな……」って思うこともありました。
問題点② リビングに行くとき必ずキッチンと通る
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黄色い枠で囲ってあるところが、玄関から直線上にある引き戸。
リビングに入るには、こちらの引き戸か、隣接している子供部屋からしか入れない間取りになっていて。
玄関からまっすぐこれるのが黄色い枠の引き戸なので、来客は、9割の確率でキッチンを横切ってリビングに入ります。
子供が小さいころ、午前にママ友が遊びにくるのに片付けが間に合わずシンクに洗いものをぐちゃっと置いておいたら、ママ友の視線が自然とシンクに向いたときは嫌でしたね……。
子供部屋と通過することに抵抗がないわけではないけれど、今はキッチンを必ず通るという流れを変えたいです。
キッチンをコンパクト化して、独立型風にすることで解決しました
2つの問題点を解決するために考えたのが、今までリビングの延長線上のような位置づけだったキッチンを明示的にブースとして分けるやり方です。
![](https://zappagurashi.main.jp/wp-content/uploads/2023/10/改善案-1024x768.jpg)
キッチン兼リビングのこちらの部屋は、よくみるとキッチン部分が少しでているL字型。
赤い線をはみ出るように、冷蔵庫やごみ箱などがでている状態ですが、キッチン部分は赤いラインまでにモノを集約。
赤より手間をダイニング・リビングとエリアごとにものを配置して明確にすることにしました。
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そのために、キッチンと横並びにあった冷蔵庫をシンクの反対側に移動。
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結果、リビングからみてみると、冷蔵庫は壁でかくれて見えません。
中身が見えてしまうことがなくなりました。
冷蔵庫がなくなったことで、部屋中心に配置していたダイニングテーブルを壁につけるように設置したことで、キッチン・ダイニングが横並びになりとても使い勝手が良くなりました。
冷蔵庫の移動のやり方はこちら
さらに、通りやすくしなければならない、という常識をいったんリセットして、できるだけ通ってほしくない引き戸は、通りにくくすることにしました。
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通るには、これだけのスペース。
棚を引き戸を無視してギリギリまで配置することにしました。
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私が正面から通ろうとすると、引っかかるくらいの幅。
先日、消防点検の業者さんがキッチンを抜けて「ご協力ありがとうございました!」と退出しようとしたら、まさかの極狭ぶりに、「あ、ちょっと通れませんね……」といって子供部屋を迂回されたのをみて、ちょっとだけ手ごたえを感じました!
子供は、ランドセルを背負って、つま先立ちして器用に通るけどね笑。
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また、もともと別の用途で使っていた低めの棚をベンチカウンターと改名し、キッチン入口に設置。
子供がちょっと私の近くで勉強したいとき、ちょっと座りたいとき。
ちょっと料理を置きたいとき……。低めによっていろんなことが叶えられます。
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高さがないので、空間的に圧迫感もでることはありません。
この棚でちょっとブース感がでることで、あえてキッチンを通過しようとは思わないし、私の希望としていたこもれる場所ができました。
ベンチカウンターについてはこちら
ざっくり解決できて、快適に暮らせてます
はみ出ていたキッチンがキュッとまとまったことで、つながったリビングの空間それぞれの目的が明確になって暮らしやすくなりました。
狭いからこそ、少しのスペースでいいからプライベート空間が欲しい、そう思っていたけれどキッチンを独立型にしたことで私が落ち着ける居場所ができたと思います。
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