捨てる勇気を持つために大切にした3つのマインド

片付け軸

私は捨てることが苦手。
「あの頃は良かった……」と過去の栄光にすがりやすく、モノが消えるとそのときの頑張りも全て消えてしまうのではないか、とプリント1枚も捨てることができませんでした。

そんな私ですが、使わないものを手放してスッキリ快適に暮らすことができています。

今回は、捨てる勇気を持つために大切にした私なりの3つのマインドを紹介します。

『捨てればいい、分かっているけれどそういうことではない!』と捨てる勇気を持てずに困っている方の背中を少しでも押すきっかけになればありがたいです。

大切にした3つのマインド

後悔が残る過去をこれ以上増やさない

どうして小学校のころ、ためたお気に入りの鉛筆が捨てられない?
100本あって何に使う?「自分では買えないから……」と使わずにとっておいたけれど今思えばその時に使えばよかった。。。

『〇〇すればよかった』私が捨てられないものって後悔のかたまりではないか。
その時代にゆかりがあるものを捨てることができないのではないと感じることは、その時本気で取り組んだのかな、どこか逃げていたからではないだろうか。

この先の人生、後悔する過去はもう増やしたくない。

なら、ここで一度リセットするために手放そうと思った。

尊敬しているあの人ならどうするか、想像してみる

私は嫉妬深い人だと思う。
嫉妬という感情は、もしかしたら『この人のようになりたい!』という向上心の現れかも。
嫉妬心メラメラのあの人。
距離を置いて遠くから見つめているだけでもいいけれど。

「あの人ならこの着ない大量の服どうするだろうか……」

「きっと、潔く手放すんだろうなあ」

って想像してみる。
あの人に近づく自分になるために。あの人の思考を想像しながら何なら一人コントをやってみる。
このやり方、結構無理なく手放せる。
するとなぜか気持ちにも変化がでてくる。
嫉妬が尊敬へと変わり、素直にまた会いたいと思える人生の先輩へと変わった

人から頂いたものは『聖域』という考え方を捨てる

義理堅い私は、人から頂いたものは粗末にしないよう、ずっと持ち続ける。

趣味がちょっと違うなあ、と思っても『もったいない』と無理に使うこともしばしば。
でも、考えてみた。

その人と私の関係性はどうだろうか。
渡してくれた方は、私のことを想って贈ってくれたのか、それとも『これだけ返していけば大丈夫』と自分を納得するために贈ったのかどちらだろう。

もしくは、贈った相手は、捨てる勇気がないから人に譲るという選択をしただけではないか。


後者だとしたら、そんなにものに気を使わなくてもいいと思った。
もの自体が自分に合っているか、そして贈ってくれた背景。
2つの視点も考慮しながら、主観だけでなく客観的にものを向き合ってみた。


そしたら、本当に心から贈ってくれたものを大切にして、ノイズが消えた。
ものも人も自分の気持ちにちょっとだけ素直になって付き合えるようになった。


いかがでしたでしょうか。

ものを捨てれらなかった私は、相手に気を使い自分を犠牲にしていました。
もっとわがままに生きていいし、わがままに生きたところで大して人に迷惑がかかることってほとんどない、捨ててみてとても実感しています。

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