アジの一夜干しを作りました

ざっぱな日常

こんにちは。
毎月愛読している雑誌天然生活。
バックナンバーを改めて振り返るとまた違った発見があるのがこの雑誌のいいところ。


今回は、2023年9月号に掲載されていた 料理研究家 まつだ・みちこさんの「アジの一夜干し」が気になったので作ってみました。
ようすを紹介したいと思います。

できあがったアジ干物

こちらが出来上がった干物を焼いたもの。
感想としては、みずみずしくて嫌味がない程度の塩味がきいてとてもおいしかった。
スーパーで、干物を買うくらいならもう作った方がおいしいね!という結論にいたりまた作りそう。
そのくらい美味でした。
出来上がるまでの実作業の時間は、多く見積もって2時間ほど。
放置する時間が大半なので、慣れれば簡単に作れるかな、と思いました。

こちらが完成した干物。

裏はこんな感じです。
半日しか干していないので(しかも天気は雨だった)、もっと干せばよりおいしくなったかも……。
半日でも、水分がにじみ出ることもないし、干物っぽくなりました。

作っている様子

ちょうど小ぶりなアジがお値打ちだったので、3尾購入して三枚おろし。
その後、8%の塩水に30分つければいいそうですが、いろいろ他事しているうちに1時間ほど浸していたと思います。

8%の塩水に作り方が分からなくて、ネットで調べたところ水200gの場合、8%だと食塩16g。
mlだと分かりにくいので、はかりで水200gを測った上で8%分を計算しました。
こちらの魚の量の場合、水400mlでちょうとひたひたにつかりました。

三枚おろしもろくにやったことがないので、骨を取り除いたと言えないくらい、分厚く切ってしまったので、そのまま焼きました。
このままだと味気ないので、ちょうど冷蔵庫にミョウガの甘酢漬けがあったので、次の昼ご飯に甘酢漬けとこちらの焼き魚をほぐしたものをごはんに混ぜて、即席酢飯?のように食べてみたらとても美味しかったです。
ミョウガの甘酢漬けも天然生活からのレシピ。
もう天然生活は手放せないくらい生活に密着しています。

こちらが塩水から出して、キッチンペーパーで水気を拭いたところ。
ここで、天然生活のレシピによると、脱水シートと呼ばれるもので包んで、さらにラップをして冷蔵庫で一晩おくとのこと。
知りませんでした、脱水シートがいるなんて……。
気づいたときは、21時。
どうしよう……迷った挙句、近くのスーパーに脱水シートを急いで買いに行きましたが残念ながら売っていませんでした。

ネットで調べたら、キッチンペーパーをこまめに変えてなんとか代用すればいい、ということもちらっとみたので、仕方なくキッチンペーパーでやりくりすることに。

こんな感じで、キッチンペーパーとサランラップで巻いて冷蔵庫に。
寝る直前に、キッチンペーパーを取り換えて朝まで冷蔵庫にいれました。
大丈夫かな、と心配しましたが一度取り換えたのが良かったようで、朝にペーパーがべとべとではなく、少し湿っているかな?といった状態だったので、水分抜きの目的は何とかできたようです。

朝にペーパーから剥がして、ざるに並べて室内に半日おいておきました。

一度くらいひっくり返しました。雨予報で風遠しも何もない日で心配しましたが、なんとか干せてよかったです。

まとめ

干物を作ってみると、どういう工程で作られているのかが分かってとても面白かったです。

またアジの魚油には、大事な栄養素である脂質のなかでも、「不飽和脂肪酸」であるDHAやIPAといった血液サラサラにしてくれる栄養素が入っているので、コレステロール値で悩む夫にも、家族にもとってもありがたい!
魚の割合を増やして、血液サラサラ家族になっていきたいと思います。

今度は子供がさばいて作ってみたい、といっているのでまたアジ以外の干物も作ってみたいと思います。

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